Momo's dairy

Born 1996. I post works of my daily life.

でんわ

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部屋からの眺め。


つくづく便利な世の中だと思う。

私はヨーロッパ、イギリスから日本との距離は約9195km、

飛行機を使って約13時間ほどの場所にいる。

 

でも毎日テキストを送れるし、電話だってできる。

テレビ電話をすればリアルタイムの相手を見ることすらできる。

(テレビ電話はあまり好きではないのでしないのだけれど...ちょっと恥ずかしい)

でも電話をしたら相手の息遣いさえ感じられて まるで隣にいて話をしているみたいだ。

実際には遠くて、だからこその切なさみたいのもあるけれど。

 

そして私はこれらのツールに大いに助けられている。

もしなかったら なんて想像も出来ないことだ。

 

ヨーロッパの多くの人は電話を好み、

いつでもどこでも電話をしている。みんな話すことが好きだ。

イギリスの地下鉄は電波が届かないので出来ないけれど、道で、バスで、そこら中でみんなが電話をしている。

しかも今はワイヤレスの人も多いから、誰もいない空間に向かって笑ったりシャウトしたりしているからちょっと面白い。

加えて言えば声も大きい。公共の場だろうと気にせず

(公共の場=静かにするという概念がないと思う。)大声で話している。

でもそれもこれも文化や環境、場所の違いである。

 

ハイコンテクスト文化とローコンテクスト文化と言われるが、

電話を多くするのも話すことが大事なことだからだと思う。

 

という話は置いていて、私にとって電話は特別な感じがある。

電話は日常的にするものではなくて、大事なときにするもの。

大事な電話は、ひとりで部屋にこもって布団にくるまりながらコーヒーかお茶を片手にしたいのだ。

表情や声のトーンも誰にも見られたくない。

ちょっと秘密の、くすぐったい時間が私にとっての電話だ。

 

こういうの、英語で説明するのが本当に難しいんだよね。