これから
すごく複雑な思いがしている。将来のこと。
この先まず日本に帰る。(9月までには)
そして残り半年の大学生活と卒論を終え、卒業。
で、生きるために職を探す。
そして多分、私はまた海外に行くような気がしている。
大学院かなあ。院生になって戻ってきたい。
もちろん日本人だから日本の居心地が最高に決まっている。
でも...
ロンドンで活動するアーティストの猪瀬直哉さんのインタビューを読んで
本当にそうなんだよなあと頷いてしまう、このような気持ち。
『あとは、日本が素晴らしすぎて、逆に危機感を覚えたというのもあります。自分がマジョリティであるという感覚を持つと、クリエイティビティが発揮できないという感覚があって。英国にいると、自分は人として認知されていないという、違和感のようなものを常に感じられるんです。そこから制作意欲が湧くんですよね。』
私はアーティストではないけれど、絵を描くのが好きだし、文章を書くのも好き。
何かを作ることが好きだ。
ロンドンは、芸術活動にすごく寛容だと思うしその土壌があると思う。
少し行き詰まって外に出たら美術館、映画館、公園...
それに何よりも沢山の人がいて刺激をもらえる。
そして猪瀬さんが言っているように、人として認知されない瞬間が悲しいけど多々ある。笑 まるで私がいないような。本当に見えていないのかもしれない。多分見ようとしていない。あるいは道のゴミのような。笑
書いていて辛くなるけれどそういう理不尽がある。
でもそれは間違いなく意欲に変わるし、
そして代わりに受ける小さな親切に心から幸せを感じる。
そんな酷い場所のどこがいいんだと思うかもしれないけれど、
私はこの環境が好きだし傷つくこともあるけど日々生き抜いているという感覚かな。
それが感じられていいなと思う。
(まだ半年だからだとは思うけれども。)
一生住むとは思わない。
でも多分、私また日本を出るんだろうな。