Momo's dairy

Born 1996. I post works of my daily life.

もうから、まだへの変化

 

今21歳の私。

若いなあと、感じる。

でもついこの間まで もう21歳なのかと感じて、

もう21歳なんて老いてしまって…と焦っていたから、驚きだ。

 

その考えの大元は、私が芸能界を目指していたからだと思う。

『悪人』(李相日監督)をみて俳優の演技に魅せられた私が、16歳の高校2年生の時に高校を飛び出して入ったお芝居の世界には沢山の大人達がいて。私は劣等感と本当になんの根拠もない自信とが入り混じった状態で、(今考えると私のキャラクターとかもあったのかもしれないけれど)大人たちは“若い”だけでものすごく持ち上げてくれた。

そしてそこで出会った人や環境に魅せられ、私はこの世界で生きていくと決めた。

そのあとは自分でもたくさん考えたし、WSに参加をしまくったし、調べるのは大好きなのでものすごく情報収集をして、自分なりのこの世界というのが見えていた。(思い込んでいた。)

その世界の一部というのが、 “若ければ若いほど可能性がある” というものだ。(それだけではないけど間違っているわけでもない。)

だから出来るだけ早く名を挙げて成功しなければと思った。

その後の挫折などは割愛するけれど、1つ、また1つと大人になる度に、苦しくて焦った。そしてどんどん色々なことが辛くなってしまった。

そこでもう一つの世界、大学というものにちゃんと向き合ってみたとき、また私は変わることが出来た。勿論それ以外の要因は沢山あるけれど。

 今だって芸能界には憧れを感じる。もともとエンターテインメントは大好きだ。

(なので声のお仕事もさせていただいています。本当にこれは嬉しい。自分の声が求められるなんてことを考えたことがなかったので。本当に、マネージメントをしてくれる方に感謝しかないです。)

でもそれだけではないとも思っている。そう、心から思うことが出来た。この世界には知らなくて面白くて素晴らしことがたっっっくさんあって、私は私が出会える範囲でそれを選ぶことができる。それに気がつけたことはとても大きい。私だけで起きた変化じゃなくて、生活の中の人と人との関わりで気がつけたこと。これもありがとうだ。

 まだまだ出来ることは沢山あるし、出会える。