Momo's dairy

Born 1996. I post works of my daily life.

ひとのやさしさ

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相思相愛のネコ

 

Peschiciでの1日の生活の流れは、

8時   支度を済ませてお仕事スタート(2hお仕事)

10時 朝ごはん(2.5hお仕事)

14時 ランチタイム

15時 シエスタ(お昼寝、フリータイム)

19時 軽めのディナー

 

仕事の内容はは冬なので目立ったことはなく、

家の掃除から雑草を抜くこと、枝を燃やすこと、オレンジをもぐことから様々。

 

ヨーロッパは暗くなるのが早いので、それに併せた生活。

17時になるともう外は真っ暗で 1日が終わったように感じる。

 

滞在して約10日、思いの外自分でも気を張っていたようで、

疲れてしまい今日は外に出ることが出来ずに部屋で1日中静養していた。

 

サラちゃんが上の時間にあわせて顔を見せにきてくれて、

オレンジを持ってきてくれたり湯たんぽを持ってきてくれたり

具合はどう?と声を掛けてくれる。

 

書いていると大したことのないように感じてしまうけれど、

体調が悪いと伝えてすぐに私の部屋まで来てくれて、話をしてくれて、

私にとってはひっくり返るように驚く出来事だった。

こんな風に心配されたことってきっとなかった。

出会ってすぐの私をすごく心配してくれて時間を割いて労ってくれるなんて。

これはロンドンに着いてすぐ、同じ寮のフラットメイトの香港の女の子とのやり取りでも感じたことなのだけれど、私だったら同じように人に優しくできるだろうか??

 

私はどうしても、自分の安心のために人と距離を取っておきたいと考えてしまうのもあり、おそらく友達が寝ていたらそっとしてあげよう と思い訪ねることもしないし、

声をかけることもしないと思う。今までの私だったら。

 

自分の部屋は完璧にパーソナルスペースだし、私だけの部屋にしておきたい。

友人であっても他人の部屋にノックしに行き時間を過ごすってことは苦手。

だから安易に人を訪ねたりできないし、迷惑かなとか色々な考えが邪魔をして何もしないことも多い。

 

でも2人はそういう概念を軽々と超え、私に触れてくる。

そしてそれが思ったよりも嬉しくて心地いいのだ。

 

わからないけれど、人はしてもらったことは人にできるものだ。

この2人も きっと誰かに優しくしてもらったことがあるのだと思う。

 

今日からの私はもらったやさしさを誰かに渡すことができると思う。

 

やさしさは巡ってゆく。

 

こんなことを、前にも書いたような気がするけれど...

まあ、いっか。