ロンドンは背筋がシャンとする街
『ロンドンは背筋がシャンとする街』
ロンドンに来て、約1週間が過ぎた。
Old Street駅から大学のOxford circus駅が私の活動拠点。
Tubeと呼ばれる地下鉄は高いので、大学まで毎朝1時間歩いて通っている。
寮のあるOld Streetも大学のOxford circusも、どちらもbusyな場所で有名で、
Old Streetは若者が毎日周辺のパブやクラブで騒ぎ、Oxford circusも毎日観光客が途切れることがない。
そんな場所で暮らしているからなのか、ロンドンの人はすごくカッコよく、いい意味でも悪い意味でもクールだ。他人を気にしない、まさに自分のスタイルを持っている気がする。それは容姿から中身まで。
最初に驚いたのは、ある人はTシャツを着ていてある人はコートやマフラーを着ている、ということ。日本ではあり得ない光景だ。日本で季節の変わり目に、母と季節を先取りするかしまいかを話していたことを思い出す。「流石にもうみんなサンダルなんて履かないよね」「もうこのTシャツは季節に合わないかなあ」「東京では、もうブーツ履いている人いたよ〜」(埼玉県民ゆえ)
でもこちらではそんなことは誰も気にしない。
いろんな人がいるから、体感温度も違うのだろうし、そもそも気にしていない。
自分に自信を持ち、シャンとして歩いている。
日本の日本人というマジョリティから、ロンドンで日本人というマイノリティの経験真っ最中、色々不安だしやはりいろいろな面から引け目も感じてしまう。
でも、心の中では『何を引け目を感じることがあるだろうか。』
私は私以外になれないのだ、と、毎日背筋を伸ばして生きている。
人と違うのが当たり前ゆえ、自分が誰なのかを常に問われている。
そしてその中で埋れてしまわないように存在を表さないといけない。
何もしないことは、そこに存在していないのと同じだ。
強い気持ちを持って、ここで暮らし挑戦していきたい。